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こんなに更新しないところでもわざわざ来て頂いている方々。
こんなにうれしいことはない、とアムロも申しております。
感謝、感謝、すべてに感謝。
オフ会二日目の東寺を後にし、そろそろ帰宅しなければならない
時刻の方々、それはDさんとアルバロさん。
最寄り駅から京都駅へ。
中でついでに昼食を食べました。
駅内はその辺の店より種類が充実していて、どこも長蛇の列。
昼の駅内飲食店はあんなに人がごった返すものなのか。
まともに食事が取れるとは思えない。
一回りして当初のラ-メン目当てから、うどんになりました。
店を決めた時、コバソさんがその店を素通りしてしまったのですが
その時近くにいた私は大きな声で呼び止められませんでした。
なぜか。
コバソさん、と私は呼ぶのですが、ふとためらったのです。
人の往来の激しいこの場所でハンドルネームを叫ぶ事に。
結局冴子さんが「コバちん」と呼び止めたわけですが
コバちんであれば小林さんの愛称かも知れないわけですし
OKなんです。
なにも無いところに、けつまずいたような気分でした。
その店も店内は一杯でオフ会メンバーも二分割されました。
tontonさんと私は相席で、鴨南蛮と親子南蛮を注文。
南蛮てなんだろう。
65%
店を出てアルバロさんの京都おみやげを買いにぶらぶら
していると駅内にクレパスか何かで巨大な絵画の模写をしている
方たちがいました。
モナリザやダビデ像、ミロのヴィーナスといった有名どころの
絵画が並び、ん、ダビデ像は絵画じゃないよなとか思いながらも
興味津々。
ストリートパフォーマーなんだろうか。
メインは日本人のおじさんでアシストは外国のおねいさん。
リアルに絵画の女性のような顔立ちの美人さん。
この人がダ、ダビデ像を描いたんだろうか、こ、この全裸の・・・
少し上がった。
70%
一つ見逃さなかった事がある。
駅内には蛍光灯と外の光源があり、人の影がはっきりと床に
出てしまい、床に置いて描いている絵に被さってしまう
状況が出てくる。
パフォーマーのおじさんが描こうとした時子供が絵の前に立った。
影が絵に被さった瞬間、おじさんの手が止まった。
子供が立ち去るとその姿をしばらく目で追う・・・
この動作がこえぇこえぇ。
イラッとしたんだろうね。
Dさんアルバロさんが時速300キロで帰路に着かれた後
残ったコバソさん、冴子さん、tontonさん、私は本屋へ。
普通の本屋ではないらしい。
道中、外人さんとの会話の成立しない道案内という心温まる
エピソードもありつつ電車に揺られ揺られ、うお、やめてく・・・
80%
到着、自分の中でも終着近し。
少し歩いて辺りを確認、おそらく私の目は血走っていた。
私は本屋を探しているわけではない。
目的の本屋に到着し、tontonさんのテンションがあがっていた。
私も目的のものを見つけた。
さて、その本屋といえば外観は古めかしい喫茶店のようで
ゆっくりと落ち着いて時間を過ごせそうな印象。
木造建築の小学校の図書館のようで、歩くとギシギシコツコツ。
目にやさしい淡い光の中に本が並べられていた。
丸テーブルとスタンドライト、ガラスケースの中にも本。
独特の空間の中で過ごす読書といった風でお客さんが本を
手に取る。
よく見ればほとんど若い女性客。
おっさんのたぐいを見かけなかった。
知る人ぞ知るお店らしい。
なるほど見れば、そこの本の内容はどれも変わったものばかり。
ゴシックロリータの人形の写真集や今朝たまたまコバソさん宅で
見たアウトサイダーアートもしくはボーダーレスアートの写真集、
世界の鉱物辞典に廃屋探訪など。
私が見たのはごく一部なのだが、こんな感じで普通の店では
目的を持って探さなければ見つけられないような代物ばかりの
本で面白かった・・・が。
急激にキタ・・・
98%
FROM HELL!!
やばい、あいつがやって来た。
人生の中で幾度も激しい戦いを繰り返し、今また私を脅かす。
私は無言で外に出た。
本屋の近くで見つけていたスーパーマ-ケット。
買い物?
いや違う、売りに来たのさ。
無論、タダでさ、俺の気持ちだ取っときな!!
トイレですっきりした後、私は天を仰いだ。
今日私を悩ませていたあのヤロウとの戦いに勝利したのだ。
大事な時に限って現れては、無差別に戦いを仕掛けてくる。
しかし、しかしだ。
こちとら、お前さんに負けたことなんか一度も無いんだよ!
小学生の頃、私の仲間達がお前に敗北する瞬間を幾度も見た。
子供が背負うにはあまりに悲惨な光景に思わず目を背けたさ。
その時、誓ったね。
漏らすまい、と。
本屋に戻ったこの時の私は、世界中の誰よりも穏やかな
心だっただろう。
例えこの時、う〇こを踏んだとしても哀れみの目で
「お前は間に合わなかったのか? ・・・気にするな
漏らしたのはお前のせいじゃない・・・」
と犬に言ってやったに違いない。
本屋での穏やかな時間を過ごし、みんなとお別れ。
そしてオフ会は終わったのです。
良かったのか、こんな締めで。