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きおくのくさび
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毎日特に変化なし。
で終わってしまうブログの中身。
しいて言うなら、


最近は基礎的なデッサンを進めながら過去に中断していた絵を
進めていく日々。
4月24日の絵がそれなのだけど、まだ描いている。
大部分は完成という事にしているが決定的な何かが足りない。
頭の中のイメージとの相違に苦しむ。


背景が外だった場合や全体的に色味の違うもの。
人物の大きさなどかれこれ細かい修正を含めれば
20パターンほど描いている。
途中に中断していた理由がしっくりこなかったからなのだけど
やはりどれだけの時間をかけても決まらない。


絵の状況は西洋ファンタジー世界にいる東洋のSAMURAI。
一撃の下に斬り、刀を鞘に収めた場面。
しかし、その顔は険しい・・・
細かいストーリーはまた完成してからでも。
服装について。


服装は着物とロングコートを合わせたような作りで腕に黒金を
埋め込んである。
コートの下には海老の体あるいはアルマジロのような
重ね合わされた鎧を着込む。
この鎧の利点は一枚打ちの西洋鎧に比べて体を折り曲げる事が
容易で耐久性よりも機動性重視な作りになっている。


東洋鎧では鉄の一枚板から打ち上げる西洋様式のつなぎ目の
無い鎧がほとんど見られない。
鉄の量から言えば現存する日本刀の量からみて比較的、
豊富に取れた方であると言える。
が、良質の鉄にこだわったその生成方法(たたら)ゆえに
ごく少量単位でしか扱えない為に一枚板から打ち出す製法は
発展せず鉄の部品を紐で結んで組み立てていく形になっている。
例外として織田信長は西洋様式の甲冑を特注で作らせて
所有していたとか。
以上の事を踏まえて、このファンタジー侍にはつなぎ鎧を
着せることに。




刀の鞘に巻かれた赤い紐は下げ緒(さげお)と呼ばれる。
腰に下げた時に腰に巻きつけて固定したとも言われるが
室町や江戸時代に描かれた当時の絵巻には、紐は結ばず
ただ飾りのようにぶら下げられている。


流派によってはそれぞれの結び方があるようだが、美術品で見る
下げ緒の結びはごく最近生まれた見映えを気にしたものらしい。
なので、流派は自己流とばかりにめちゃくちゃに巻きつけて
紐は垂れ下がるような形に。
色を赤くしたのは絵全体が青いので、一色アクセントとして。
それに当時の流行の色が赤だったのか、絵巻物の下げ緒は
赤が多い。




また画像サイズが幅4093×高さ2894(ピクセル)解像度350
でレイヤーを含めるとゆうに100Mを越える、激重。
a4サイズに印刷できる条件を満たすにはこれぐらいは欲しい
所だろうか、そんな予定もないけれど。
ペンは最大で直径500ピクセルのものを使うことも。
制御しきれない。
そんなサイズを画面に合わせて描いていけば
地獄を見ること間違いなし。
そんな製作環境。


設定のリアリティとファンタジーとしての非現実感を合わせて
それでいて絵としてのまとまり、迫力や心情を表現。
出来ていない現状。
考えすぎて頭が痛い。
だから絵が好きだけど嫌い。


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