私の楔

あぁ、モフりたい。
ふわふわしたケモノをモフモフしたい、寒いから。
愛犬だったポポ（♀）
おバカで癒された。


幼稚園の時に母と帰宅中ついてきた子犬。
それからいつの間にやら我が家の家族に。
すぐに雑草食べる、雨水飲む、鎖外して近所をうろうろ。
ご飯時にはちゃっかりご帰宅。
そのうえ、頭を差し出し撫でてと催促。
誰にでもなついて番犬にはならない大活躍ぶり。
好きだぁ。
今でも鮮明に思い出す。
今は静かな眠りについた我が家の愛犬。

それからポポの子供たち。

二代目のハナ（♂）
ポポを超えるおバカいぬ。
祖父の家で飼われる。



同じく子供のタマさん（♀）
犬なのになぜかタマさん。
我が家で飼うことに。
気性が荒く、家族にしかなつかない優秀な番犬。
この時期一人暮らしの私を家族だと認めてくれず
散々吠えられてショック。




タマさんの子供のリキ（♂）
タマさんの気性の荒さに振り回される。
乳をねだるも、噛み付かれ怯えるようになる。
それから家族に甘えるようになったというちょっと可愛そうな犬。
現在の我が家の愛犬。


家族以外が近寄ると吠える優秀さはタマさんゆずり。
しかし気性は穏やか、夜中に無駄吠えもせず。
家族にべったりだったために尽くしっぷりが半端じゃない。
実家に帰った時も私を覚えているようで吠えない。


ポポの血筋は三代続いて我が家で今も暮らしております。
リキは寒いこの季節も跳ね回っているそうで。
また頭を撫でよう。
ポポの頭を撫でたように。