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きおくのくさび
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ふがふが・・・・・・!


よし!!


おひさしぶりです、連日、布団にめり込んで
ふがふがいっている者といえばもうお分かりですね、
そう、Syoujinです。


寝ているときに見る夢というのは現実ではないから夢なのだけど
心に及ぼす影響は本物のような気がする。
最悪の目覚め。
いいオッサンが見る悪夢じゃねえ。
気持ち悪い・・・


その夢は四人グループで旅行をしているという状況。
私とバーテンとさわやか黒人にブロンドの白人。
誰だよお前ら。
名前も顔も知らず、だけど親友らしい。


旅行先もよくわからないのだが、とにかく私はそわそわしている。
私はブロンドの白人のことが好きでテンションが上がっている。
話しかけるチャンスをうかがっていた。
場面はどんどん変わっていくがそのチャンスがない。
なぜならブロンドの白人はさわやか黒人との話しに夢中で
割って入れない状況だったから。
もどかしい気持ちと存在を無視されたような状況で、自分を表現
したくても出来ないあせり、なにより二人の中に入っていけない
嫉妬となんともリアルな感覚だった。


と、突然の豪雨にさらされカフェで雨宿り。
相変わらず二人は仲良く会話をし、バ-テンは少し離れた席で
一人トロピカルな飲み物を飲んでいた。
お前は何しに来た・・・と思ったとき、そういう自分も同じなのかと
情けなくなって仲の良い二人から距離をおく。


カフェから見える景色はどんよりとうす暗くてひんやりとしていた。
お腹も空いてきたので戻るとみんないない。
二人もバ-テンの姿もなく、ただカフェの客が無言で座っている。
置いて行かれあせったが、外は豪雨なので外に行くのは
考えにくいと店の奥に走る。
夢なのに、豪雨だから出て行かないだろうとかこの辺りの冷静な
判断が余計に可笑しい。


店の奥は真っ暗でわずかな明かりに照らされていた。
ほとんど何があるのかわからないわずかな光の中で、料理人が
ザックザックと調理をしているのが気味の悪い事悪い事。
怖くて一気に走り抜けていくと通路は狭くなり、辺りは地下鉄の
ホームのような無機質なコンクリートと錆びた配管の、どう見ても
カフェではない異空間に。
目の前に赤錆だらけの鉄の扉が見えた。
ここしかない。
扉に飛び込んだ。


扉の中は六畳ほどのスペースでコンクリートに囲まれた四角い
空間。
その先に続くと思っていた通路にはシャッターが下ろされていて
行き止まりだった。
よく見るとシャッターには赤い文字でこう書かれていた。


『排出口』


その瞬間、ものすごく嫌な予感がし、今来た扉のノブをひねる。
が、開かない。
扉には大きな鉄のかんぬきや無数の鍵で閉じられていた。
冷や汗が出た。


ザー


足元に水が流れる。
シャッターには無数の穴が開いていて水が噴出していた。


「え、え、え?」


逃げ道はない。
一方でこれはあの豪雨の雨水なんだと妙に納得している自分。
どんどんと水かさは増していき死の危険をはっきりと感じた時、


「夢なんだから起きろよ!!!」


と自分に命令した。
目を覚ました時、汗でぐっしょりだった。
死の危険を感じ、夢に浸っている場合じゃなかったのだろう。
それぐらい必死。


目覚めは最悪、嫉妬や失恋、おまけに死の恐怖。
悪夢以外の何ものでもない。
夢では死なないが、夢だと認識していないその時の死の恐怖は
本物ではないだろうか。
失恋もどこの誰だか知らないが確実にフラレた。
しばらく経てばどんどん忘れていくのが救いか。


それからふがふがいうのはオッサン臭の有無の確認です。
まだ大丈夫。
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